第2期では、成城店のほか、柿の木坂店、自由が丘店、池尻大橋店、浜田山店、青葉台店を加え、メンバーシップの対象店舗を6店舗に拡大した。
いずれも大型の路面店で、駅ナカ店より平均購入単価が高い。立地特性を踏まえて対象店舗を絞り込み、会員制度の効果を高める狙いだ。
特典も3%割引や配達料無料、数量限定商品の先行販売や会員限定イベントに加えて、今回から駐車場1時間無料、誕生月の1000円分クーポンなどを追加。さらに、会員限定のオリジナル保冷バッグも用意するなど、特典を拡充した。
サービス運用では、従来のカード形式からスマホアプリに変更し、会員証の提示や限定情報の受け取りが、すべてアプリで完結するようにした。アプリに移行したことで、顧客の利便性が向上しただけでなく、購買履歴の詳細な分析も可能になった。
「顧客がどういった組み合わせで購買しているか、季節イベントや時間帯別の購買行動を細かく分析できるようになった」と、マーケティング部長の中村拓博氏は語る。こうしたデータを商品開発や店舗運営の改善に活用していく方針だ。
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