出社勤務のメリット 2位「オン・オフを切り替えやすい」、1位は?

» 2025年09月07日 07時00分 公開
[堀内ひろITmedia]

 企業向けの研修事業などを手掛けるジェイック(東京都千代田区)は、出社またはハイブリッド勤務で働く20代の正社員を対象に「出社勤務のメリット」に関する調査を実施した。出社勤務のメリットを「感じる(とても+やや)」と答えた人は87.7%と、「感じない(あまり+まったく)」の12.3%を大きく上回ったことが分かった。

photo ジェイックが調査(出典:写真AC)
photo 出社勤務にメリットを感じるか(出典:プレスリリース、以下同)

 「出社」にメリットを感じている人に、その具体的な内容を聞いた。最も多かったのは「上司や同僚に気軽に相談・質問ができ、仕事を進めやすい」(85.1%)。以下「仕事とプライベートのオンオフを切り替えやすい」(66.9%)、「社内での人脈や交友関係を築きやすい」(59.5%)、「仕事で必要なスキルなどを早く習得できる」(57.9%)が続いた。

photo 出社勤務のメリット

 今後、希望する働き方では「ハイブリッド勤務(リモートと出社を組み合わせて勤務)」(53.6%)が最も多く、「出社勤務(原則、出社して勤務)」(34.8%)、「フルリモート勤務(原則、リモートで勤務)」(10.9%)が続いた。

 ハイブリッド勤務を希望する人からは「冬の大雪など、天候によって出社に支障があるような場合でも問題なく勤務ができそうだから」「出社したほうがコミュニケーションを取りやすいけど、酷暑のような日は家で仕事ができるといいなと思うから」といったコメントがあった。

 出社勤務を希望する人からは「リモート勤務はどうしてもサボってしまいそうになるので、出社のほうがオンオフを切り替えられて良いから」「家に仕事を持ち込みたくないから」、フルリモート勤務を選んだ人からは「通勤時間を勤務時間にあてて生産性を高めたり、プライベートの時間にあててリフレッシュしたりできるから」「満員電車がつらいから」などの声があった。

photo 今後、最も希望する働き方

 インターネットによる調査で、対象は出社またはハイブリッド勤務で働く20代の正社員238人。調査期間は8月6〜10日。

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