ワークマンのリカバリーウェア「MEDIHEAL」が好調、“転売ヤー”対策で大量生産200万点を見込む(1/2 ページ)

» 2025年09月10日 08時44分 公開
[熊谷ショウコITmedia]

 ワークマン(東京都台東区)は、9月1日に全国で販売を開始したリカバリーウェア「MEDIHEAL(メディヒール)」と、同日にワークマンアプリおよびオンラインストアで先行予約を受け付けた断熱ウェア「XShelter」シリーズの販売状況が好調だと発表した。

想定を超える反響だという(出典:ワークマン)

 MEDIHEALは9月1〜7日の販売数が40万点で、2024年実績の約2倍を1週間で達成。10月から販売予定の5アイテムは、すでに5万点を受注しており、販売計画数は昨年同シーズンの約10倍に当たる200万点を見込む。XShelterについては、1週間で3万点の予約を記録している。

ターゲット層を拡大、大量生産で“転売ヤー”対策

 ワークマンは2021年から作業客向けにリカバリーウェアを展開し、2025年春夏シーズンまでに累計170万点を販売してきた。これまでは対象を限定していたため大量生産はせず、品薄が続いていた。その結果、転売ヤーが買い占め、顧客が欲しい商品を手に入れられず満足度が下がっていたという。

リカバリーウェア「MEDIHEAL(メディヒール)」(出典:ワークマンの公式ECサイト)
「MEDIHEAL」の主なラインアップ(出典:編集部撮影)

 2025年の秋冬シーズンについては、ターゲット層を従来の作業客に加えて一般客にも拡大。8月31日〜9月2日には「ワークマン45年ぶりの本気」をテーマとした発表会を実施し、販売計画などをアピールした。

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