銀行員の平均年収が増加している。東京商工リサーチの調査によると、2024年度の平均年収は、653万3000円で過去最高を記録した。前年度(633万1000円)から20万2000円増加。トップは「あおぞら銀行」の906万8000円で、3年連続1位だった。
国税庁が公表する給与所得者の平均給与(2023年、正社員)530万3000円と比べると、銀行は123万円高く、前年度(102万8000円)から差が拡大した。
業態別で見ると、大手行が838万6000円、地方銀行が659万7000円、第二地銀が585万8000円と、それぞれで過去最高を記録。大手行と第二地銀では252万円の差があり、年収格差は広がっている。
人材採用で優位性を打ち出すため、待遇改善の一環として賃上げの流れはしばらく続くとみられる。
年収の増加額では、「八十二銀行」(127万8000円増)が最大で、「佐賀共栄銀行」(62万3000円増)、「群馬銀行」(52万8000円増)と続いた。メガバンクでは「三菱UFJ銀行」(43万2000円増)が4位にランクインした。
一方、減少したのは北國銀行(36万3000円減)、東北銀行(5万4000円減)、佐賀銀行(4000円減)の3行にとどまった。
7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
「辞めたけど良い会社」 ランキング ワースト30社の特徴は?
【マナー】風邪をひいた上司に一言 「お大事にしてくださいね」はアリ?
月2回の当日欠勤でクビって言われました。不当解雇になりますか?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング