23区と多摩で差が拡大? 都内基準地価の最新動向(2/2 ページ)

» 2025年09月16日 20時16分 公開
[産経新聞]
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商業地最高額は銀座

 商業地で1平方メートル当たりの最高額は20年連続で「中央区銀座2−6―7」(明治屋銀座ビル)の4690万円(前年4210万円)だった。

 23区全域の上昇率は13.2%(前年9.7%)。上昇率が最も高かったのは台東区の18.2%(前年12.5%)で、中央区の16.7%、文京区の16.4%が続いた。担当者は「国内外の観光客増加に伴い、主に飲食店舗展開のため土地を取得する需要が高まっている」と話す。

 多摩地区全域の上昇率は5.3%。26市1町がプラスとなり、奥多摩町が横ばい。市町村別で上昇率が最も高かったのは立川市の10.8%(前年7.8%)で、次いで府中市と国分寺市がいずれも8.8%だった。

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