『鬼滅の刃』に『国宝』。既にメガヒットタイトルが2作も現れている2025年邦画界に新たな、そして異色のヒット作が誕生した。 インディーゲームが原作の映画『8番出口』が公開からわずか2週間で累計興行収入20億円を突破し、その後25億円に到達している。
原作は地下鉄駅の地下通路という閉鎖的な空間を舞台にした、ストーリーがない作品だ。この作品がなぜ20億円を超えるヒットとなったのか、考察したい。
まずは映画『8番出口』について、原作であるゲーム『8番出口』と共に簡単に紹介する。
8番出口はゲームクリエイターKOTAKE CREATE(コタケクリエイト)により開発された、プレーヤーが謎の駅構内の地下通路に閉じ込められ、「異変」を探しながらループからの脱出を目指すという、ホラー要素や間違い探し要素を組み込んだ脱出ゲームである。
主人公や登場する場所、人などに特段細かい設定やストーリーはなく、脱出することのみを目指すゲームとして作られている。映画『8番出口』では原作ゲームの仕組みを踏襲しつつ、独自の物語とテーマが創り上げられている。主演の二宮和也演じる主人公「迷う男」は駅構内のループする地下通路に迷い込み、「8番出口」を目指して試行錯誤を繰り広げる。原作通りの謎解きホラー要素に加え、ヒューマンドラマも加えられている点が原作との違いだ。
書類でよく見る「シヤチハタ不可」、シヤチハタ社長に「実際どう思ってますか?」と聞いたら意外すぎる答えが返ってきた
部下に「仕事は終わってないですが定時なので帰ります」と言われたら、どう答える?
仕事が遅い部下に“あるテクニック”を教えたら、「チーム全体の残業時間」が3割減ったワケ
売れなかった「水筒みたいな氷のう」が逆転ヒット メーカーも予想しなかったSNSの“バズ”
新入社員「Web会議でカメラオンにする必要なくないですか?」 上司のあなたはどう答える?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング