これまでフリマアプリやオークションサイトの多くは「自由な取引」を尊重する立場から、個別の取引には極力介入しない姿勢を取っていた。しかし今回、転売が社会問題化している背景もあり、方向転換を決めた形だ。
確かに昨今、メルカリでの転売が話題になる機会が増えていた。6月に発売されたゲーム機「Nintendo Switch 2」や、コメの高騰により放出された「政府備蓄米」、マクドナルドの「ハッピーセット」に付属した、ちいかわやポケモンカードのコラボグッズなどの転売が横行。“転売ヤー”と呼ばれる販売者のみならず、メルカリのようなプラットフォームの責任を問う声も少なくなかった。
こうした事態をメルカリ側も重く見ていたようだ。7月と9月に開かれた「マーケットプレイスのあり方に関するアドバイザリーボード」では、Nintendo Switch 2に関しても議論された。もともとメルカリは「他者に具体的な危害を及ぼすかどうか」を出品禁止の判断基準としていたため、基本原則の枠内ではSwitch 2を出品禁止と判断する要素が乏しかった。そのため、アドバイザリーボードでは、禁止を見送る対応も一定の評価を受けていた。
一方で「会社の評判を守るという観点からは、別の対応もあり得たかもしれない」と指摘する有識者もいたという。最終的に基本原則そのものの見直しはしないが、個別の事案に対する出品禁止措置などを取る方針となった。
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