コマースメディアを展開する仏Criteoは、「消費者とマーケターから見たAIエージェント:認知・活用意向に関する調査」を実施した。
昨今、買い物をする際に生成AIを活用する消費者が増加している。同社の調査では、消費者の98%が生成AIの提案を受け入れている一方で、そのうち70%は「生成AIの提案に加え、公式サイトやECサイトでさらに情報収集をする」と回答。生成AIのみに頼って買い物をしている消費者は少ないことが分かった。
マーケターを対象に、現在認識している消費者購買行動の変化を聞くと、「ニーズの細分化」(58%)、「情報源の多様化」(51%)、「検討プロセスの短縮化」(41%)という回答が多かった。
今後、消費者が買い物時にAIエージェントを利用する場合、「マーケティング活動を変える必要がある」と回答したマーケターが90%に上った。具体的には「AIエージェントを活用した広告活動の増加」(44%)、「情報提供や購入後フォローアップ」(39%)、「AIが比較評価しやすい要素へ重点を置く」(37%)という回答が多く見られた。
CriteoのDiarmuid Gill・CTOは「今後、多くの消費者が自分だけの“パーソナルショッピングエージェント”を持つ時代が来るのではないか」とし、消費者の代わりに、好みや目的に基づいて商品を比較検討し、購入まで担うAIエージェントの普及が広がるのではないかと予想した。
調査は9月5〜8日、(1)2〜3カ月に1回以上オンラインショッピングを利用する一般消費者、(2)勤め先が従業員500人以上で、直近1年以内に広告出稿&広告業務委託状況把握済のマーケターを対象に実施した。
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