コロナ禍が過ぎて自販機販売ブームが下火になった後も、いじりやには自販機を置きたいという問い合わせが相次いでいる。
稼働している自販機は現在、北は岩手県遠野市から西は福岡市まで全国35カ所38台まで増えた。半数にはレンジが置かれその場で食べることができ、レンジの無い場所は持ち帰り専用となる。販売価格は自販機オーナーの経営判断によるが、おおむね1個350〜400円。
これら自販機に納めるハンバーガーは10月、過去最多の1万2千個に達する見通しで、2人の従業員がフル稼働で製造にあたっている。
小林さんは「自販機だから何もしなくていいというわけではなく、商品の補充やSNS発信、清潔を保つことなど、運営管理している人の存在がお客さまに見えなければ売れません。自販機も結局は“人”なんです」と、自販機ビジネスの面白さを語った。(石毛紀行)
丸亀製麺は“讃岐うどん”の看板を下ろしたほうがいい、これだけの理由
ドンキ「152円ビール」じわり人気 “地味過ぎる”見た目になった深いワケ
なぜラーメン二郎は信者を生むのか 支配と服従がもたらす“中毒性”の正体
「天下一品」閉店の背景は? 唯一無二の“こってり”に陰りが見える理由copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.
Special
PR注目記事ランキング