JR四国グループが新たなブランドによるホテルを、令和9年春ごろにオープンさせると発表した。鉄道事業以外の強化を進める中で、今後の基幹事業と位置付けているホテルの新ブランド第1号の立地として選んだのは、足元の四国ではなく瀬戸内海を挟んだ対岸の岡山。背景には厳しい経営環境を踏まえ、本州で収益を確保したい思惑がある。
ホテルの予定地は、JR岡山駅のすぐ東にある映画館などの跡地約1万4千平方メートル。再開発事業に伴い建設されている住宅棟とホテル棟のうち、地上16階建てホテル棟の7〜16階に出店する。ホテル部分の延べ床面積は約7千平方メートルで、客室数は177室。宴会場などを備えたフルサービス型ホテルではないが、ダイニングや宿泊者専用ラウンジ、温浴施設、ジムなどを設ける。
JR四国グループはフルサービス型の「JRホテルクレメント」と、宿泊特化型の「JRクレメントイン」のブランドを中心に、ホテル事業を展開してきた。今回のホテルは「従来の当社のホテルにはないポジションで、より高いグレード」(担当者)だといい、新しいホテルブランドでの出店となる。抜群の立地を生かし、国内の観光客はもちろん、訪日客(インバウンド)やビジネス利用も見込む。
東横インの「47都道府県バッジ」が人気 富士山は静岡か山梨か、小さな争奪戦copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.
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