「AI/ロボットなどの新技術」の影響については「すでに影響を感じている」(28.4%)と「2〜3年以内に影響が出てくると思う」(30.5%)を合わせた58.9%が「影響を実感・予測している」ことが分かった。
なかでも、「すでに影響を感じている」の割合が高いのは電子・精密・情報機器業界(35.0%)と自動車業界(33.0%)だった。逆に素材・素材加工業界は「すでに影響を感じている」が21.8%、「しばらく影響はないと思う」が24.7%となり、素材加工など上流の工程よりも、最終製品に近い工程の業種ほどAIの影響を実感している傾向が見られた。
2026年に強化したいスキルで上位となったのは「デジタル技術の活用」。全体は27.9%が回答し、各業種で最も多く選ばれた。
デジタル技術の活用により期待する課題解決としては、「人手不足」(39.4%)と「業務の属人化」(34.7%)が全体で上位に。各業種でもこの2つが上位を占めた。
調査は10月24〜11月13日にインターネットで実施。製造業従事者、課長以上の役職者645人を対象とした。
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なぜ進まない? 製造業のAI導入 4割超えが「予定なし」と回答Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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