論理的に把握した後に必要になるのは、頭の中を論理的に整理するステップである。このプロセスでやるべきことは2つある。1つには「欠けている論点を見つける」こと。もう1つには「論点構造を見直す」ことだ。
まずは、「欠けている論点を見つける」について説明しよう。論理的に把握する段階で設定した論点に漏れがないことが望ましい一方、漏れが出てきてしまうこともある。従って、漏れがある場合、その漏れを瞬時に見つけられるようにしたい。
具体例を使って説明しよう。先ほどの中小企業の例で説明する。例えば、社長と話をしている時に、社長から「できるだけコストを割きたくない。なので、既に持っている什器類をベースにレイアウト変更したい」という話が出てきたとする。
この観点を着実に踏まえたレイアウトのイメージを検討する上では、第3の論点として「既存の什器類で実現できるレイアウト変更とは?」を入れておくことによって、社長の要望に漏れなく応えられるようになる。
次に「論点構造を見直す」について解説する。論点構造を見直したほうがよいのは、自分が話す(=アウトプットする)相手に、より分かりやすく/納得してもらいやすくする必要がある場合だ。
同じ中小企業の例を用いて説明しよう。例えば、社長の話をさらに聞いてみると、
といった視点よりも、
という視点を重視していることが分かったとする。この場合、論点構造を見直し、
といった論点構造としたほうが社長の意向により沿った形で話を整理することができる。論点構造を見直す際には、相手のニーズや優先事項を正確に把握し、それに基づいて論点を再構築することが重要だ。これにより、相手にとってより説得力のある提案や説明が可能になる。
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