STEP2まで進めば、コミュニケーションのゴールとそのゴールを実現する上でのネタは入手できている状態になるので、あとはそれを相手に分かりやすく伝えることがポイントとなる。
具体的には、「ゴールと論点(=話の枠組み)を伝える」「論点に沿って内容を伝える」というプロセスに分けられる。
「ゴールと論点(=話の枠組み)を伝える」ことの意図は、相手に何を目的にどのようなロジックで話を展開させるかをあらかじめ宣言していることに近しい。こうすることで、話し手が話す内容それぞれの位置づけが把握しやすくなり、「今なぜこの話をしているのか」「全体の結論に対してどう影響するのか」ということが分かりやすくなる。
これが分からないと、聞き手の頭には“はてなマーク”が浮かんでしまい、内容そのものの理解に集中してもらえなくなる可能性がある。従って、まずは枠組みから話し、その枠組みに沿って内容を伝えると聞き手にとって分かりやすくなる。
次に「論点に沿って内容を伝える」についてだが、その基本的な型は2通りある。
1つ目は「論点に対する結論→キークエスチョンに対する結論」という流れである。つまり、キークエスチョンとそれを明らかにするための論点について合意した上で、それぞれの論に対する解を述べていき、最終結論を述べる流れである。
2つ目はその逆で、「キークエスチョンに対する解を先に述べ、その理由として各論点に対する結論を述べていく」流れである。どちらの順番で話をするかは自分の頭で説明のシミュレーションをしてみて、話しやすいほうを選択するとよい。
本書は「頭の中をうまく整理できない」と悩むビジネスパーソンが、短い制限時間内にたくさんの「論理的思考を鍛えるトレーニング」をすることで、パッと論理的に考えられるようになる本である。
部下に「仕事は終わってないですが定時なので帰ります」と言われたら、どう答える?
部下「出社義務化なら転職します」 上司は引き止めるべきか、去ってもらうべきか
オンライン会議中に宅配を受け取る新入社員 叱っていいのか、悪いのか?
「残業キャンセル界隈」名乗る若者が増加中…… 上司はどう向き合うべき?
部下から「給料を上げてください」と言われたら、上司のあなたはどう返す?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング