どうすれば論理的に話せるようになるか? シンプルな「3つのプロセス」(3/3 ページ)

» 2026年01月02日 08時00分 公開
[中島将貴ITmedia]
前のページへ 1|2|3       

STEP3 頭の中を「論理的に伝える」

 STEP2まで進めば、コミュニケーションのゴールとそのゴールを実現する上でのネタは入手できている状態になるので、あとはそれを相手に分かりやすく伝えることがポイントとなる。

 具体的には、「ゴールと論点(=話の枠組み)を伝える」「論点に沿って内容を伝える」というプロセスに分けられる。

 「ゴールと論点(=話の枠組み)を伝える」ことの意図は、相手に何を目的にどのようなロジックで話を展開させるかをあらかじめ宣言していることに近しい。こうすることで、話し手が話す内容それぞれの位置づけが把握しやすくなり、「今なぜこの話をしているのか」「全体の結論に対してどう影響するのか」ということが分かりやすくなる。

 これが分からないと、聞き手の頭には“はてなマーク”が浮かんでしまい、内容そのものの理解に集中してもらえなくなる可能性がある。従って、まずは枠組みから話し、その枠組みに沿って内容を伝えると聞き手にとって分かりやすくなる。

次に「論点に沿って内容を伝える」についてだが、その基本的な型は2通りある。

 1つ目は「論点に対する結論→キークエスチョンに対する結論」という流れである。つまり、キークエスチョンとそれを明らかにするための論点について合意した上で、それぞれの論に対する解を述べていき、最終結論を述べる流れである。

 2つ目はその逆で、「キークエスチョンに対する解を先に述べ、その理由として各論点に対する結論を述べていく」流れである。どちらの順番で話をするかは自分の頭で説明のシミュレーションをしてみて、話しやすいほうを選択するとよい。

パッとロジカルに考えるための 瞬間論理的思考トレーニング

本書は「頭の中をうまく整理できない」と悩むビジネスパーソンが、短い制限時間内にたくさんの「論理的思考を鍛えるトレーニング」をすることで、パッと論理的に考えられるようになる本である。

  • 1章 論理的思考力こそ「最高の知性」である
  • 2章 どうしたら瞬時に「論理的に考えられる」ようになるのか?
  • 3章 人の話を「論理的に把握する」 瞬間 論理的思考トレーニング33問
  • 4章 頭の中を「論理的に整理する」 瞬間 論理的思考トレーニング30問
  • 5章 人に話を「論理的に伝える」 瞬間 論理的思考トレーニング33問
  • 終章 超・実践編3問−−論理的に把握し、整理し、伝える、瞬間 論理的思考トレーニング


前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

SaaS最新情報 by ITセレクトPR
あなたにおすすめの記事PR