土肥: 年配層だけでなく、若い層にもお茶割りが広がりつつある。会社にとってうれしい動きだと思いますが、現状の課題をどのように受け止めていますか?
佃: 缶のいいところは、多くの人に手軽にとってもらいやすいこと。ただ一方で、焼酎とお茶があれば自分でつくることもできます。焼酎とお茶を使えば、これまでとは違った世界が広がるのではないかと思っています。
土肥: うーん。ただ、ペットボトルや瓶に入っている焼酎を買うのは、初めての人にとって抵抗があるかもですね。そのハードルは、ちょっと高いような。
佃: いまの若い人たちは、自宅だけでなく、持ち込み可能なカラオケボックスで飲んでいたり、レンタルスペースで楽しんでいたりするんですよね。お店で飲むことも、周囲に気を使うので楽しめないという人もいるそうで。そう考えると、お店以外でお酒を楽しむ文化が広がるかもしれないので、焼酎とお茶を買って飲む人が増えるかもしれません。
土肥: 最後に、質問をひとつ。「宝酒造=日本酒」のイメージがあって、売り上げのランキングを見ても、日本酒がズラリと並んでいる。そうした状況の中で、お茶割りはどのような存在なのでしょうか?
佃: テレビCMをバンバン流すような商品ではなく、好きな人がずっと飲み続けているといった感じ。役者で例えると、目立たない名脇役のような存在でした。
ですが、数年前から若者にも広がってきたので、下積みが長かった俳優がようやく表舞台に立つ――。そんな存在になってきました。
土肥: 「気が付けば、客席は若者だらけ」というわけですね。本日はありがとうございました。
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