デジタルアイデンティティ SEOエヴァンジェリスト、コンサルタント
SEO集客からの売り上げ・問い合わせ増加など、セールスファネル全体のコンサルティングを専門としている。
2025年の検索市場は、AI Overviewsの拡張やAIモードの日本展開など、SEOにとって大きな転換点となりました。AI利用の拡大により、GoogleやOpenAIのアルゴリズムは精度と信頼性を高め、検索体験そのものが変化しています。
一方で、簡単な情報収集はAI検索で完結させ、企業が発信するコンテンツに遷移しなくなる「ゼロクリックサーチ」が進行し、言い換え記事や小手先のSEOではユーザー獲得が難しくなりました。
本記事では、2025年の主要なSEO変化を整理し、2026年における検索戦略の考え方を解説します。
特に注目したいのは、以前から評価されにくい位置づけにあったAIによる「言い換えコンテンツ」が、今回のガイドライン更新でその扱いが明確になった点です。
その背景には、2025年1月に実施されたGoogleの検索品質評価ガイドラインの更新があります。今回の更新では、「コンテンツがコピーされているか判断する方法」に新たな項目が追加され、評価基準がより厳格化されました。
そもそもコピーコンテンツは、2011年のパンダアップデート(コンテンツ品質に関するアップデート)以降、長らく評価対象外とされてきました。一方で、米国を中心にAIを使って他サイトのコンテンツをパラフレーズ(言い換え)しただけの、労力や独自性に乏しいコンテンツでも検索上位に表示される現象が一部で見られたのも事実です。現在ではアルゴリズムの進化により、こうした小手先のSEOハックは通用しなくなっています。
もちろん、Googleは生成AIの活用自体を否定しているわけではありません。Googleが問題視しているのは生成AIの乱用や悪用で、2025年に入ってより具体的な対策を講じた形です。
「SEO対策は生成AIに任せれば楽勝」という判断の落とし穴 “薄い”コンテンツがもたらすリスク
生成AIが安価にコンテンツ記事作成 ライターへの発注は不要になるのか?
GoogleとOpenAIが繰り広げる「情報の入り口」の主導権争い 展望は?
AIは“ググる”を終わらせる? Google検索の大変革期に何をすべきか
生成AI時代のSEO「LLMO」 企業は“AIに選ばれるため”に、今何ができるかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング