リプライスの最大の特徴は、ドン・キホーテの代名詞とも言える「迷路のような売り場」や「長時間の滞在」をあえて踏襲しなかった点にある。店舗面積は約65坪、商品数は約2500SKUに絞り込んでいる。
「ドンキは時間をかけて楽しんでもらうのが狙いですが、リプライスは短時間でのワクワク・ドキドキを重視しています」と、新規業態開発本部の竹田友頼マネジャーは語る。
仕事や家事に追われるターゲット層にとって、買い物におけるタイパ(タイムパフォーマンス)は欠かせない要素だ。あえてドン・キホーテの名前を冠さなかったのも、何でも取りそろえているという期待をあえて排除し、寄り道として気軽に立ち寄れるブランドを確立するためだという。
売り場に並ぶのは、コスメやヘルスケア関連が4割以上を占め、他に日常消耗品、家電小物、菓子類などが続く。これらはすべて、忙しい日常の中での「自分へのご褒美」になり得るカテゴリーだ。
また、現品限りの「スポット商品」を数多くそろえていることも特徴だ。気になる商品が先日はあったのに、今日来たらもう売っていない……という経験が、来店客に「今しか買えない」と思わせることにつながる。
特筆すべきは、驚異的なアプリ会員売上比率だ。通常、特にアプリ会員獲得に力を入れる新店でも40%程度にとどまるという会員比率が、リプライスでは88%に達している。その理由は「会員に入らないと損」と思わせる売り場づくりにある。
店舗正面には、非会員でも安いと思わせる商品を配置。しかし、店内に進むと商品の約半分が「majica会員限定価格」となっており、非会員との価格差を明確に提示している。
「『お得だから会員に入ってください』とお願いするのではなく、『入らないと損だ』とお客様に自発的に思わせる。これが私たちの戦略です」と竹田氏は狙いを語る。
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