管理職は承認業務をどの程度「負担」に感じているのか。経費精算SaaSを提供するTOKIUM(東京都中央区)によると、勤怠や経費などの申請に対する承認業務を負担と感じる管理職は70.7%に上った。特に負担を感じる承認業務は「経費精算」(40.4%)だった。
申請内容を十分に精査せず形式的に承認してしまったことが「ある」との回答が82.3%を占めた。なかでも「週に複数回以上」が51.0%と、企業のガバナンスを支える承認業務が、現場では形骸化している実態が見てとれた。
勤怠や経費などの申請に対する承認業務を「負担に感じる」は70.7%だった。具体的に負担を感じている承認業務については「経費精算」(40.4%)が最も多く、以降「契約関連の承認・決裁」(37.9%)、「勤怠」(33.9%)と続いた。
承認依頼などの通知によって集中している業務を中断されるか尋ねたところ、55.5%が「1日複数回中断される」と回答。また、元の作業に集中し直すまでに「5分以上かかる」が66.9%に上るなど、業務の切り替えに伴う心理的・時間的コストが生じている実態がうかがえた。
TOKIUMは調査結果を踏まえ、「役職者の8割以上が『精査しない承認』を経験しており、膨大な承認件数がチェックの質を低下させている実態が明らかになった。企業のガバナンスを支えるべき承認業務が、多忙さゆえに形骸化している現状は組織にとって見過ごせないリスクといえる」とコメントした。
調査は、管理職1100人を対象にインターネットで実施した。期間は2025年12月25〜26日。
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