2026年新卒の就活生はどんな理由で内定辞退したのか。採用マーケティング支援を行うNo Company(東京都港区)によると、内定を辞退する理由の1位は「待遇(給与・勤務地・福利厚生)」(96人)、2位は「人の雰囲気・社風」(37人)、3位は「志望業界・職種の変化」(29人)となった。
中でも待遇面では、希望月給「25万円以上」を求める声が多く、複数の内定先を比較する際も「給与」が決定要因として機能しており、収入を重視していることがうかがえる結果となった。
選考中に接した社員や面接官によって、志望する企業のイメージが下がった理由を聞いたところ、「態度や雰囲気」(61人)が最多となり、以降「話している内容・情報提供が不十分」(48人)、「質問への回答が曖昧」(33人)と続いた。
具体的には「威圧的な口調」「ぶっきらぼうな受け答え」「承諾を迫る強い言い回し」などの声が挙げられた。
内定を承諾、または辞退するか検討する際に、口コミやSNSで情報収集した人を対象に、役に立った情報を尋ねた。その結果「給与・待遇」(18人)、「入社前後のギャップ」(17人)、「労働環境」(15人)が上位を占めた。
また、内定を承諾、または辞退を検討する際に、社員インタビューコンテンツを読んだり、懇親会や社員訪問で社員と会話したりする中で、役に立った社員の年次としては「2〜4年目の若手社員」(33.3%)と「5〜10年目の中堅社員」(25.6%)が約半数を占めた。学生が数年先の自分を具体的にイメージできるような情報を求めていることが見てとれる。
合同説明会に行く必要があると思うか聞いてみると、「いいえ」が57.3%に上った。参加経験者の理由としても「とりあえず参加」が最多となり、目的意識が希薄な実態が明らかになった。
No Companyは「同一フォーマットでの情報提供では企業ごとの違いが見えにくく、学生にとって、比較(スペックの確認)はできても、理解(スタイルの把握)は深まらない場になっている」と指摘する。
調査は、26卒採用として内定を得ている314人を対象にインターネットで実施した。期間は2025年11月12〜19日。
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