解決手段となる技術にも“あて”があった。もともと、ソニーでビデオカメラの商品設計を手掛けていた伊藤氏。カメラの半導体であるイメージセンサーを後ろ側から冷やすことによって、動画の画質を改善する技術を研究していたが、実用化に至らなかった経緯がある。いつか使えるかもしれないと温めていたが、「身に着けて使えるサイズにすれば、いけるんじゃないかと直感した」という。
伊藤氏は上海から帰国後に、すぐにレオンポケットのプロトタイプ作りに着手。ソニーの新規事業創出プログラムの審査を通過した後、19年夏にクラウドファンディングを開始し、わずか6日間で支援額が目標の6600万円に達し事業化が決定した。当時は外で使えるクーラーのような商品があまりなく、「ニーズをうまく捉えることができた」と分析する。
ソニーは、なぜレコードを捨てなかったのか 7年ぶり新プレーヤー投入の背景
なぜ、1000円超の分度器が人気なのか 測定メーカーがこだわった「4つのポイント」copyright (c) Sankei Digital All rights reserved.
Special
PR注目記事ランキング