モバイルバッテリーが発火する事故が相次ぎ、国土交通省は24日から旅客機内での使用を禁止する安全基準の適用を始めた。スマートフォンなど小型電子機器の高機能化もあり、モバイルバッテリーでの手軽な充電の需要は高まる一方だが、ひとたび発火すれば大きな被害につながりかねない。市場では安価な海外製も多く流通しているが、価格は多少割高でも安全性を重視した日本製の存在感が増している。
大阪メトロ御堂筋線大国町駅(大阪市浪速区)に停車中の電車内で19日昼、乗客がかばんに入れていたモバイルバッテリーが発火。床で炎を上げて燃え上がり、避難する乗客で騒然となった。駅員らが消し止めてけが人はなかったが、御堂筋線は一時運転を見合わせ、約3万人に影響した。
発火事故は各地で起きており、昨年7月にはJR山手線車両内で5人が軽傷を負う事故が発生。同年10月には、負傷者こそ出なかったが、離陸直後の全日空の航空機で発煙する事故もあった。
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