初任給「引き上げ一服」か 全学歴引き上げ企業は75.6%に低下(1/2 ページ)

» 2026年05月04日 08時00分 公開
[堀内ひろITmedia]

 労務行政研究所(東京都品川区)は、2026年度新卒入社者の初任給調査を実施した。その結果、2026年度の初任給を前年度から「全学歴引き上げた」企業は75.6%となり、前年度の83.2%から7.6ポイント低下したことが分かった。

photo 労務行政研究所が調査(出典:写真AC)

 一方、「全学歴据え置き」企業の割合は21.5%と、前年度の14.2%から7.3ポイント上昇。

 産業別に見ると、製造業は87.5%の企業が全学歴を引き上げたのに対し、非製造業は65.1%と製造業より22.4ポイント低かった。

photo 初任給の改定状況(出典:プレスリリース、以下同)

 初任給を「全学歴引き上げた」企業の割合の推移を見ると、2020年度までは30%前後で推移した後、2021年度はコロナ禍による業績不振の影響などを受けて17.1%と大幅に低下。しかし、2022年度以降は上昇基調となり、ここ数年は70〜80%の高水準で推移している。

photo 初任給引き上げ率の推移
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