ナラヤンCEO: サプライチェーンの領域でもAI活用を進めているわけですね。組織変革の領域ではどうでしょうか。全世界で10万人もの従業員を率いるリーダーとして、組織全体でAIをどう浸透させていくのでしょうか。
ジェジュリカーCEO: AIに関しては、人々がこれを受け入れるスピードは、私たちが提供できるスピードを上回っているように感じます。躊躇(ちゅうちょ)している様子は見えません。
私たちが力を入れているのは、アプリケーションをエンドユーザーが使いやすいものにすることです。摩擦を減らせば減らすほど、ツールの活用は進みます。重要なのは使いやすさです。マーケティングの現場でも「ツールを使うか」は、もう議論の焦点ではありません。むしろ、まだ提供されていないツールを必要としているぐらいです。
ナラヤンCEO: P&Gは私たちの生活に影響を与えてきたと思います。最後に、CEOとしてP&Gのパーパスについて、どのように考えているのか、聞かせてください。
ジェジュリカーCEO: 私たちは「より多くの消費者の生活を少しずつ意味のある方法で日々向上させること」を、共通の目的として大切にしています。この言葉の後には「次の世代のために」という重要な言葉が添えられています。
1837年の創業以来、P&Gには188年の歴史を通じて培ってきた伝統がありますが、次の188年に向けてこのパーパスを貫き通すには、変化への適応を続けなければなりません。だからこそ、サステナビリティの概念が重要になってきます。私たちは、次の世代が私たちのパーパスを理解し、それを実現できるように努めます。
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