厚底化に慎重だったミズノが方針転換 ウエーブライダー30に込めた狙い(4/4 ページ)

» 2026年06月15日 07時00分 公開
[産経新聞]
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 ソールの素材が柔らかい厚底シューズは不安定になりがちで、かかとから着地する走り方に合わないこともあるが、「30」は着地がかかとでも前足部でも問題なかった。下り坂や、階段を降りる場面、急カーブなど厚底シューズが苦手とするシーンも「30」は不安なくクリアできた。ソールに柔らかい素材と硬い素材を組み合わせ、その間に樹脂製プレートを挟んで安定性を高めた構造の効果といえる。

photo ミズノ「ウエーブライダー30」に内蔵された樹脂プレート。安定性と推進力を高める効果があるという(画像はミズノ提供)

 筆者がこれまで履いてきた厚底ランニングシューズの多くは、癖が強く、ランナーがシューズに走り方を合わせなければならない神経質な一面があった。しかし「30」は余計なことを考える必要がない。ランニング本来の醍醐味である「自分との対話」を心置きなく楽しめるシューズだと感じた。(上野嘉之)

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