ITmedia デジタル戦略EXPO 2026 夏では、各分野の第一人者や企業の現場でビジネス変革に取り組むリーダーの声を通じて、経営×IT×現場のコラボレーションで全社変革を進めるヒントをお届けします。
AIを活用したデジタル戦略が必須となる中、ダイハツ工業や旭化成、NOT A HOTELなどビジネス変革に取り組む企業の「当事者の声」を通じて、現場のリアルな課題解決方法を探ります。視聴登録はこちらから。
山口伸
経済・テクノロジー・不動産分野のライター。企業分析や都市開発の記事を執筆する。取得した資格は簿記、ファイナンシャルプランナー。趣味は経済関係の本や決算書を読むこと。 X:@shin_yamaguchi_
2025年7月にトライアルホールディングス(HD)が西友を子会社化してから約1年が経過した。
西友は西武グループを離れた後、米ウォルマート傘下を経て米ファンドのKKRの傘下に入った。かつてのGMS(総合スーパー)大手としての存在感が低下していたところ、九州地盤のトライアルHDがディスカウントストア業態で勢力を拡大し、西友を取り込んだ。
トライアルは買収後、西友の店舗をリニューアルしたり、新業態への転換を進めたりしてきた。自社のPBや総菜の看板商品を供給し、値ごろ感のある商品も強化している。決算資料によると、こうした施策は業績にも影響を与えたという。買収から1年が経過した西友の変化を解説していく。
トライアルHDは福岡を拠点とする小売チェーンであり、2024年に東証グロース市場へと上場した。1974年にリサイクルショップとして誕生し、ディスカウントストアに参入したのは1992年だ。その後、2000年代から九州を中心に店舗網を拡大してきた。
過去記事『一番人気の「かつ重」は300円未満! スーパー・トライアルが物価高時代に「安さ」で勝負できるワケ』で解説したように、トライアルは「メガセンター」「スーパーセンター」「smart」「小型店」の4業態を展開する。前者2つは食品と衣料品、生活雑貨などを扱うGMS業態で、smartは食品スーパー、小型店は小型スーパーだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング