投稿者によると、本部で定めている販売時間の前に出品を確認したものだという。商品はカゴに入っており、店員の制服が写り込んでいた。一部報道によると、ドラゴンボールやちいかわなどの商品でも、発売日前の転売を含む不正があったという。
SNSではたびたび、発売前や直後の売り切れにより、店員の不正を疑う投稿があった。7月の警告文で、セブンは店舗関係者の不正を事実上認めたことになる。
くら寿司に話を戻すと、ちいかわとのキャンペーンではコラボメニューの提供や「ビッくらポン!」でオリジナルのアニメを流すほか、関連する景品を用意していた。8月21日からは第1弾として、ビッくらポン!でオリジナルフィギュアや缶バッジなどを提供した。9月4日からの第2弾では、3000円ごとにオリジナルの湯呑みを配布した。特に第2弾は大きな反響を呼び、キャンペーン初日では午後7時に予約していた客が午前0時を過ぎてやっと入店できたケースもあったという。
だが冒頭の通り、従業員による不正行為を理由として9月6日にコラボ企画を中止。「オリジナル寿司皿」などを予定していた第3弾以降の企画も中止となり、コラボメニューの提供も取りやめた。くら寿司は9月2日にコラボグッズの不適切な取り扱いに関して調査する旨の公表をしており、従業員による不正は主に第1弾の景品で起きたとみられる。
8月下旬にはXで「1万8000円分も食事してビッくらポン!が17回も当たったが、フィギュアはゼロ」という旨の投稿が話題に。景品として缶バッジやアクリルマグネットを得られたが、フィギュアが手に入らなかったという(当該投稿は削除済み)。
一方でメルカリではフィギュア5種のコンプリートセットを4000〜5000円台で何個も出品するアカウントが存在するなど、店員による横領や転売が疑われていた。
第1弾の景品はフィギュア5種・アクリルマグネット8種・缶バッジ8種の計21種だ。供給数が不明のため各景品が当たる確率は計算できないが、当時の最低価格1皿115円をベースに、ビッくらポン!を回すには5皿が必要とすると最低でも575円。4000〜5000円未満でフィギュア5種をそろえたとは考えにくい。
なお、くら寿司はコラボ早期中止を受けて「お詫び」と称し、9月6日と7日の2日間で全品10%引きの割引を実施した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング