ワークマンはレディース商品の開発で、既存の服に「実はあったらうれしい」機能を加えることで他社との差別化を図っている。ジャケットにネックピローを備えたり、ズボンに腰を支えるゴムベルトを付けたりするなど、特徴的な商品を展開している。
トップスにもポケットを付けたり、物が落ちないようファスナーを付けたりするなど、日常生活で感じる小さな不便にも目を向けて開発を進めている。
こうした特徴を消費者に伝えるために重視しているのが、「分かりやすい言葉」だ。ワークマンの担当者は「お客さまに刺さりやすかったり、インフルエンサーさんが紹介しやすかったりする言葉で伝えるようにしている」と話す。
商品の機能を直感的に伝え、利用シーンをイメージしやすくするだけでなく、インフルエンサーなどにも同じ言葉で紹介してもらうことで、SNSで話題になりやすくする狙いもある。そのため、「着る〇〇」といったキーワードを積極的に打ち出しているという。
消費者の間で、商品の特徴を端的に表す呼び方が生まれ、話題になった例もある。「クールUVサンシェードパーカー EX+」(2300円)は、フード部分のファスナーを上まで閉めると顔全体を覆える仕様から、SNSを中心に「不審者パーカー」と呼ばれるようになった。
もともとは農作業など屋外での使用を想定し、虫や日差しを防ぐために「全て閉められる」仕様にした商品だった。しかし、実際には一般客にも購入が広がり「不審者のように見える」とSNSで話題になった。2025年夏には2万6000点が即完売し、製造数を大幅に増やした2026年夏には、15万着を販売した。
ワークマン「不審者パーカー」がヒット 2026年は12万点販売、人気の背景は?
ワークマン、リカバリーウェアの「スーツ」発売 利用シーンを拡大、初年度売り上げ23億円目指すCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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