一方で、ホール経営の経験だけでは、対応しきれない部分もあったという。扱う景品の量と、それに伴う業務負荷だ。仕入れから荷受け、検品、保管、店舗への配送、補充まで、パチンコ事業とは異なる物流・商品管理の仕組みが必要だった。
また、食品ならではの管理も欠かせない。賞味期限・消費期限だけでなく、客が持ち帰った後に消費するまでの時間も考慮して、景品としての提供を終える判断をしている。
課題として、安定した品ぞろえとサービスを続けられる運営体制づくりを挙げる。同社は、仕入れや物流、在庫管理の精度を高め、店舗業務の標準化や人材育成を進めている。収益面では、1回の利用で大きく稼ぐのではなく、再来店や紹介につなげ、店舗全体で収益を確保する考えだ。
今後の出店数や地域については、公表していない。グループの既存施設を活用する場合も、立地や商圏、改装費用などを見て判断する方針を示す。
スーパーマーケット型のクレーンゲームは、パチンコに比べて幅広い世代が楽しめ、食品や日用品も景品として手に入れられる。日常的に立ち寄る店として、どこまで定着するのか。
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