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イオングループの総力を結集、沖縄のインバウンド需要を獲る!イオン琉球社長に聞く(1/3 ページ)

観光客が年間700万人を超えた沖縄に今年4月、イオングループが大型ショッピングセンター「イオンモール沖縄ライカム」を開業した。その狙いは当然インバウンドだ。

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イオンモール沖縄ライカムの核テナントである「イオンスタイルストア」
イオンモール沖縄ライカムの核テナントである「イオンスタイルストア」

 2015年4月、アジアを中心とした外国人観光客のインバウンド需要で盛り上がる沖縄(関連記事)に、敷地面積17万5000平方メートルにおよぶ県内最大のショッピングセンターが開業した。イオンモールなどが運営する「イオンモール沖縄ライカム」だ。

 ライカムとは聞き慣れない名称だが、これは沖縄本島の中部に位置する北中城村にかつて設置されていた琉球米軍司令部(Ryukyu Command headquarters)の略で、このエリアに馴染みが深いことから、同地域に作られた新たなショッピングセンターにも用いられることになったという。

 これまでも沖縄県内ではイオンのGMS(総合スーパー)やスーパーマーケットが店舗展開してきたが、その運営はイオンのグループ会社であるイオン琉球だった。ライカムが特徴的なのは、イオンモールやイオンも運営にかかわっていることで、まさにイオングループの総力を挙げたショッピングセンターといっても過言ではない。「アジアNo.1リゾートモール」という目標を掲げていることからも、同社の意気込みを感じることができる。

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