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ワンランク上の小さな気くばり――ビニール傘はやめる1秒で心をつかむ「気くばり」の習慣(2/2 ページ)

傘は、ファッション以上に持つ人を引き立たせるアイテムです。使い捨てのビニール傘では、見た目で損をしてしまいます。

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ビニール傘は「使い捨て思考の人」に見られがち

 コンビニで、数百円で買えるビニール傘は突然の雨に助かります。でも、雨が降った翌日、道に放置されているのはビニール傘です。いつでも使い捨てできて、簡単に手に入るので便利ですが、ビニール傘を持つ人は、使い捨て思考の人に見えなくもありません。

 雨の日にさす傘もあなたの服装の一部です。ある程度の年齢になると、スーツも量より質で買うものですが、そのスーツに500円の傘だとバランスが悪いのです。英国の紳士は雨が降らなくとも、ステッキがわりにおしゃれとして傘を持つ人が少なからずいると聞きました。

 ビニール傘の10倍の値段の傘を持つと、その価値は10倍以上です。まず、きちんとした傘を持つと、もったいなくてなくさないのです。

 私自身も、何度となく傘をなくしてきましたが、こだわって選んだ傘に出会ったことで、それから10年以上手入れをしながら愛用しています。ものを大切にする精神が、意外なところで養われました。

 また、傘の扱いにも、持つ人の気くばりが見えます。訪問先では、玄関口を濡らさないように、ぬれた傘は静かに水を切ってから、入口の端や、外でたたむ配慮をしましょう。

つづく

今日のポイント

傘は、意外なステータスシンボルになる


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