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雨の日にこそ客が来る!? ファミマ、コインランドリーと合体:フィットネス併設、民泊と連携… 進化するコンビニ(1/2 ページ)
ファミリーマートがコインランドリーと一体型の新店舗をオープンした。コンビニ側にランドリー用品を充実させるなど「ついで買い」による相乗効果を狙う。
ファミリーマートがコインランドリーと「合体」した新店舗の展開を進めている。今年3月に千葉県市原市でコンビニ併設型のコインランドリーをスタート。5月25日には東京都杉並区で既存店と直結させて一体化した新業態をオープンした。洗濯中の暇な時間に買い物やイートインでの食事を楽しませ、「ついで買い」を促す。ユーザーに便利なライフスタイルを提案するコンビニの新戦略の一環だ。お披露目された新店舗を訪れて狙いを聞いてみた。
コンビニ側に「買わせる」仕掛け
今回オープンした「Famima Laundry 杉並永福四丁目店」は、既存のフランチャイズのコンビニと一体化したファミリーマート直営のコインランドリー。店舗同士が中でつながっており、いちいち外に出ずに店舗間を行き来することができる。
コインランドリーの部分は約38平方メートル。洗濯乾燥機3台に洗濯機2台、スニーカーランドリーなどが並び中央には机も置かれている。料金も39分で400円と一般的なコインランドリー並み。タッチパネル式の集中精算機が置かれているところは少し”今風”だが、コンパクトな普通の店舗という印象。むしろつながっているコンビニ側に仕掛けがあった。
コンビニ店内には洗濯をしに来た客向けの特設コーナーを設けた。ドイツのシミ取り剤「ドクターベックマン」や洗濯用ネットなど20品。こうした通常店舗にないランドリー用品を洗濯用洗剤などと一緒に展開している。
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