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副業の「瓦割り」ビジネスを4カ月で黒字化させて会社を辞めた男の勝算:居合抜刀の体験もスタート(6/7 ページ)
「瓦割り」体験を提供しているお店がある。大企業に勤務していた男性が副業として始めた。オープンから4カ月で黒字化させ、会社を辞めるに至った経緯とは?
居合抜刀の体験ビジネスもスタート
5月からは、本物の刀を使って巻きわらを斬る体験を提供する「居合抜刀 カタナバ」というサービスもスタートさせた。カタナバで指導をするのは元会社員の松本栄一さん(63)だ。もともと、趣味の一環で居合を学んでいたが、友人に頼まれてさまざまなイベントで腕前を披露するようになった。カワラバのことを知り、会社員時代に培ったプレゼンテーションスキルや英語力が生かせるのではないかと川口さんにアプローチしてきたという。カワラバは休日のみの営業で、平日は店舗が活用されていなかった。そこで、カタナバは毎週火曜日に営業することになった。
このように、川口さんは「ハコ」と「企画」を連動させる取り組みを着々と進めている。「人を集めて楽しいことをしたい」という夢を叶えるため、ひたすら行動してきた成果が出始めてきているようだ。
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