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“アベノマスク”は不要? アパレル大手の夏向けマスクが軒並み好調なワケ:長浜淳之介のトレンドアンテナ(2/5 ページ)
新型コロナの影響でアパレルチェーンが苦戦している。一方、各社は相次いでマスクの製造・販売に乗り出している。技術力を背景にした機能性が支持されている。
ミズノの水着マスクがヒット商品に
2020年を代表するヒット商品になりそうなのが、水着マスクだ。
ミズノのマスク「マウスカバー」は、5月15日に同社公式オンラインショップで発売されると、アクセスが殺到し、即日2万枚を完売した。着け心地の快適さがSNSで評判となり、第2弾として5万枚の追加販売が決定した。
マウスカバー抽選サイトにアクセスが集中したため、サーバダウンが起こった。再開はメールマガジンやTwitterで告知する。1人6枚まで購入可能で、購入希望者に抽選を行う。
このマスクはもともと、どうしても会社に出勤しなければならない社員向けに製作された(今は在宅勤務が基本)。非常に好評だったので、市販することになった。
伸縮性に優れた2wayストレッチトリコット素材(ポリエステル83%、ポリウレタン17%)を使用している。この素材は、水着や陸上競技のウェアに採用されている。マスクの内側には、独自の肌触りの良い素材(ポリエステル100%)を使い、顔を優しく包み込んでフィットする設計になっている。着用時のストレスが少なく、洗って何度も使える。第1弾は無地5色、850円(税別、以下同)。第2弾は24種類で無地タイプが850円、プリントされたものが900円で、SMLの3サイズをそろえた。
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