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“アベノマスク”は不要? アパレル大手の夏向けマスクが軒並み好調なワケ:長浜淳之介のトレンドアンテナ(4/5 ページ)
新型コロナの影響でアパレルチェーンが苦戦している。一方、各社は相次いでマスクの製造・販売に乗り出している。技術力を背景にした機能性が支持されている。
ブランド別にマスクを展開
婦人服に強いアパレルも、マスク製造に熱心だ。
ワールドでは、普段の華やかなファッションのイメージとは異なる、実用的機能にこだわった3種のマスクを、5月7日から自社公式ECサイトと店頭で販売している。
最も売れているのは「抗ウイルスマスク」で、抗ウイルス・抗菌防臭素材「クレンゼ」を使用している。繊維上の特定のウイルスを99%減少させ、50回洗っても抗ウイルス性能を維持する。国内工場で生産し、7月までに30万枚を供給予定。大人用だけでなく、キッズ用や幼児用もある。
また、「ポリジンマスク」は、スウェーデンのポリジン社が開発した銀イオンの優れた抗菌防臭加工技術「ポリジン」を施した布マスク。アウター性の高い素材で、ネイビーとグレーの2色を展開している。タイ製で、こちらも大人用とキッズ用がある。
「サージカルマスク」は三層・立体構造の不織布マスクで、細菌ろ過効果が95%以上、微粒子ろ過効果90%以上の機能を備える。中国製で50枚入りで2500円。
今後は「ブランドごとの特徴を活かしたマスクも取り扱っていく」(同社・広報)としており、機能性に加えてファッション性を加味した商品が展開される模様だ。
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