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松屋が牛めし、焼肉定食を最大で70円値引きする「0円定期券」を配布 狙いは?:期間中は使い放題
松屋フーズは、自社が運営する松屋全店で、牛めしなどを値引きする「MATSUCA 0円定期券」を配布する。配布期間は10月20日の午前10時から11月17日。その経営的な狙いは?
松屋フーズは、自社が運営する松屋全店で、牛めしなどを値引きする「MATSUCA 0円定期券」を配布すると発表した。配布期間は10月20日の午前10時から11月17日まで。期間中に食券購入の際、券面のQRコードを読み込ませると、牛めし・カレーは30円、定番丼は50円、定番焼肉定食は70円を値引きする。
店内、テークアウトにかかわらず何度でも利用できるようにした。
来店客数は対前年比20%減 巻き返せるか
今回の定期券配布の狙いを広報担当者に聞いたところ「新型コロナウイルスの影響で松屋への来店客数が対前年比で20%ほど減ってしまっている。そこで既存の顧客に対して何かアピールできないかと考えたところ、利用すればするほど得になるクーポンを提供すれば客数の減少に歯止めがかけられるのではないかと考えた」と教えてくれた。
なぜこのタイミングで配布を決めたのかについては「外食各社がGo To Eatキャンペーンへの参画を表明し、居酒屋など他の業態も含めて業界が盛り上がっている。そのような中でこうしたクーポンを提供すれば既存顧客の利用も戻り、新規の顧客にも訴求できるのではないかと考えた」と話す。
今回の値引き戦略によって遠のいていた客足を戻せるか。
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