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「コロコロコミック」表紙デザイナー佐々木多利爾氏、「同一の児童向け雑紙の表紙を最も長く担当したデザイナー」としてギネス世界記録認定
小学館は、自社が発行するコミック雑誌「月刊コロコロコミック」の表紙デザイナー・佐々木多利爾(ささき・たりじ)氏が、同一の児童向け雑誌の表紙を最も長く担当したデザイナーとしてギネス世界記録に認定されたと発表した。
小学館は、自社が発行するコミック雑誌「月刊コロコロコミック」の表紙デザイナー・佐々木多利爾(ささき・たりじ)氏が、同一の児童向け雑誌の表紙を最も長く担当したデザイナーとしてギネス世界記録に認定されたと発表した。
佐々木氏は1986年以降、34年にわたって「コロコロコミック」の表紙を担当。ターゲットとなる小学生男子の心に刺さる表紙デザインを提供し続けてきた。同氏は今回の発表に対し、「親からもらった丈夫な身体も74年!この記録をどこまで伸ばせるか? 惚(ほう)けるまで続けていきたいと思います」と意欲を見せた。
同雑誌の秋本武秀編集長は「一体何人の読者が佐々木さんのデザインするコロコロの表紙に胸躍らせてきたでしょう。いや、読者だけではないですよね! 元読者や親御さん、家族達、書店員さん、ただの通りすがりの人々も。それぞれの目に映るデザインの価値は違えど、それが遊んでも遊びきれない夢や冒険、ワクワクへの扉であることを感じさせる!! コロコロの表紙デザインは、いくつになっても変わらない『少年の好奇心そのもの』です」とコメントを寄せた。
同雑誌は1977年4月15日創刊。「ガッツな笑いとド迫力!!」をキャッチフレーズに、小学生の流行を創り出す存在となっている。
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