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ジョブ型「導入しない」企業は何割? 「単なる流行」との意見も:導入しない理由とは(2/2 ページ)
ジョブ型人事制度を導入しない方針の企業は28.5%──パーソル総合研究所(東京都千代田区)が実施したジョブ型人事制度の実態に関する調査で、このような結果が判明した。
「導入しない」企業の理由とは
ジョブ型を導入しない理由は、1位「今の人事制度が自社のビジネスに適合している」(57.3%)、2位は「導入のメリットよりもデメリットが多いと思うから」(31.8%)、3位は「導入のノウハウや知識がないから」(26.1%)。「単なる流行だと思うから」(19.9%)と回答した人も一定数見られた。
人事制度変更の障壁
人事制度変更の障壁については、「経営層からの承認」が最多の43.6%。次いで「労働組合との交渉」(40.4%)、「管理職層の抵抗」(38.9%)と続いた。組織内の意見を調整する場面で苦労する傾向が強いことが伺える。
調査は2020年12月25日〜21年1月5日、従業員300人以上の企業に勤務する経営・経営企画や総務・人事担当者を対象にインターネットで実施し、20〜60歳男女から740件の回答を得た。
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