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オープン1週間で満室! 在宅勤務の20代がソーシャルアパートメントを選ぶワケ現地を取材(6/7 ページ)

グローバルエージェンツが5月末にオープンしたソーシャルアパートメント「ネイバーズ鷺沼」が人気である。開業2カ月前から集客を開始したところ、約180件の問い合わせを集め、オープンして1週間後には全60室が満室に。住民の多くは20代のリモートワーカーだ。

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アフターコロナも同様の需要が続くと予想


電話やWeb会議ができるフォンブース(写真提供:グローバルエージェンツ)

 最後に「アフターコロナを見据えた住まい」について尋ねると、グローバルエージェンツでは「今後もネイバーズ鷺沼のような設備を備えた住まいの人気が続くだろう」と予測しているとのこと。

 「さまざまなSNSの盛り上がりを受けて、リアルSNSの場として誕生したソーシャルアパートメントはSNSよりも濃い人間関係を構築するための方法として、受け入れられていると思います。また、アフターコロナでもリモートワーク文化が残るであろうと予測されることから、引き続き充実したワーク環境への需要が安定して続くと考えています」(高橋さん)

 ネイバーズ鷺沼では、住民のほとんどが20〜30代のリモートワーカーであり、職業はエンジニアやWeb関連職(ディレクター、デザイナーなど)が占めているとのこと。これだけの共通点があることに加え、コロナ禍で対面のコミュニケーションが激減していることが重なり、住民同士の交流がより活発化したのかもしれない。

 実際、稲嶺さんも山田さんも「みんなで映画を観たり、食事をしたり、自宅で人との交流が十分にできるので、引っ越してからほとんど外に遊びに行っていない」と話していた。

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