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日米独のオーラルケア事情 口臭対策に自信がある日本人は米国・ドイツの半分以下日本はケア後進国?(1/2 ページ)

家電大手のパナソニックは、日本・米国・ドイツを対象に、国別のオーラルケアへの意識についての調査を実施した。その結果から見えてきたのは日本人のオーラルケア意識の低さだ。口臭対策に自信のある日本人は2割にも満たない。詳しい調査結果を見てみよう。

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 おいしい食事や楽しい会話には歯の存在が欠かせない。ところが、日本人は歯と歯茎の健康を維持するためのオーラルケア意識が低く、口臭対策に自信がないことがパナソニックの調査で判明した。


パナソニックが日米独のオーラルケアに関する調査を発表した

 口臭対策に「とても自信がある」「やや自信がある」と答えた日本人は19.0%にとどまった。ドイツ人(79.0%)と米国人(68.0%)の半分以下という結果だ。同社は「日本では、口臭の原因を正しく理解していないため、効果的なオーラルケアを実践できていないことが、口臭対策への自信のなさにつながっているのかもしれない」と分析する。


口臭対策に自信がある日本人は2割弱という結果に(画像:以下、リリースより)

 口臭対策について「とても意識している」と答えたのはドイツ人が74.0%、米国人が54.0%に対し、日本人は32.0%だった。日本人のオーラルケア意識の低さは投資額にも表れており、ケア用品の購入や歯科通院、クリーニング、ホワイトニングといったメンテナンス費が年間3000円未満という日本人が37.0%もいる。


日本人はオーラルケアへの投資額が低い
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