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サブカルと広告業界と東京五輪開幕と:コンプレックスがある(2/2 ページ)
1986年に広告業界に足を踏み入れた筆者は、東京五輪2020の開幕式をどう見たかのか。まとめたくなったので書いてみた。
東京五輪2020のセレモニーは、コロナ禍の中で、広告代理店が抱え続けてきた”ルサンチマン”を開放する儀式となったものの……直前に、やっぱりメインからは引き摺(ず)下ろされた。動機の浅はかさが見抜かれたと言っても過言ではない。世間様は、怖い。ある意味、社会の判断は正しい。
1986年に、広告業界に入った。ワタシなど、メインカルチャーへも、大手の広告代理店さんへも、いまだ”ルサンチマン”を抱えたままの、サブカル好きプランナーである。
だからこそ、東京五輪の開幕式は、正座をして見た。昭和〜平成を生き抜いて来たわれわれ広告業界の派手な葬式に参列するような厳かな気分で……………そうして、日本の文化こそが、世界から見たら"サブカル"であるという事実を目の当たりにした。(中村修治)
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