ニュース
体温で発電する「マザーブレスレット」にざわつく 開発の狙いは?:充電不要(1/6 ページ)
24時間365日体調を自動で計測する「マザーブレスレット」が、健康意識の高い人々をざわつかせているようだ。クラウドファンディング「Makuake」で展開したところ、支援金は4500万円を突破。開発担当者にヒットの裏側などを聞いたところ……。
「Makuake」でクラウドファンディングを実施中の24時間365日体調を自動で計測する「MOTHER Bracelet(マザーブレスレット)」が、健康意識の高い人々をざわつかせているようだ。7月末現在で、支援金は4500万円を突破。一般発売は2022年1月を予定しており、価格は4万4000円。
外気と体表面の温度差を利用して発電する「温度差発電技術」を搭載したマザーブレスレットは、絶えず自己発電するため充電が不要。24時間装着したままで、心拍、睡眠、体表温、歩数、カロリーを自動計測できるウェアラブルトラッカーだ。
手掛けるのは、「Re.Ra.Ku(リラク)」などのリラクゼーション施設や、ヘルスケアアプリ「Lav(ラブ)」を展開するメディロム(東京都港区)。同社の開発担当者である植草義雄(うえくさ・よしお)氏に、ヒットにつながった背景を聞いた。
関連記事
- トイレ界のスタバを目指す! 東南アジアに広がる「1回33円」の有料トイレ
タイやベトナムなどで、有料の公衆トイレが人気を集めている。運営しているのは、スイスの会社「ミスター・ルー」。1回33円の有料トイレはどんなところなのか。共同創業者の2人に話を聞いた。 - コロナ禍で売上は1.5倍! 耳をふさがない「骨伝導ヘッドフォン」は何がスゴいのか
新型コロナの感染拡大を受けて、宿泊業や外食産業は大きくダメージを受けているが、そんな中でも前年比で売り上げを伸ばしているアイテムもある。「骨伝導ヘッドフォン」だ。なぜ、この商品が売れているのかというと……。 - コクヨのIoT文具「しゅくだいやる気ペン」、1万台以上売れた秘密
子どもが小学校に入学すると、多くの親は子どもがきちんと勉強してくれるかどうかについて不安を覚える。そんな不安を解消するために、文具最大手のコクヨは、IoT技術を用いた親子間コミュニケーションで子どもの学習意欲を引き出すことを目指した。そのために開発されたのが、「しゅくだいやる気ペン」だ。 - 電動スクーター「ブレイズスマートEV」は、なぜ3000台以上も売れているのか
名古屋市に本社を置く自動車ディーラーのブレイズが開発した電動スクーター「ブレイズスマートEV」が注目を集めており、売れ行きも好調だ。人気の秘密を取材したところ……。 - 山善の焼肉グリル「XGRILL」が売れている、人気の秘密は?
家の中で焼き肉をやるのは、理解が得られにくい。やはり、においの問題が大きいが、山善はこの課題に正面から向き合い、解決策となる商品を開発。それが現在、想定を上回るペースで売れている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.