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ライオン、ガリガリ君とコラボした「こどもハミガキ」発売 狙いは?:ソーダとコーラ(2/2 ページ)
ライオンが、赤城乳業が展開するアイスキャンディー「ガリガリ君」とコラボした「ライオンこども ハミガキ」を数量限定で販売している。
6割以上が子どもの歯みがき習慣づけに苦戦
しかし、年間4億本も売れているガリガリ君だけに、消費者の“舌”は厳しい。担当者も味の再現に苦労したと振り返る。「ハミガキの本来の機能である“磨いたあとのすっきり感”を出しつつ、アイスの味に近づけられるようにこだわりました」(ライオン担当者)
ハミガキ自体の見た目も、通常の「白練り」とは異なり、アイスの外観を再現。また“ガリガリ”という触感をイメージさせる感触を持たせるなど、細部にまでこだわった。
同社が20年に実施した調査によると、6割以上が子どもの自発的な歯みがきを重要と考える反面、習慣づけに苦戦している。別の調査では、3〜6歳の子どもの68%が自発的な歯みがき習慣が未定着という結果もある。
ライオンではガリガリ君とのコラボ商品のほかに、ハブラシとアプリを連動させ、手の動きや磨き残しをアプリに表示させるアプリ連動型IoTハブラシ「クリニカKid's はみがきのおけいこ」や、歯みがきソングなどを展開。子どもの歯みがきに悩みがある層への訴求を行っている。
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