「下北線路街」に30分500円から利用できるホテル誕生! ビジネスや長期ニーズにも対応:9月16日開業(1/2 ページ)
小田急線「東北沢駅」から「世田谷代田駅」の地下化に伴い誕生した下北沢地区の線路跡地「下北線路街」。全長約1.7キロのその街に9月16日、新ホテル「MUSTARD HOTEL SHIMOKITAZAWA」が誕生する。
GREENING(東京都渋谷区)は9月16日、再開発が進む「下北線路街」に新ホテル「MUSTARD HOTEL SHIMOKITAZAWA」を開業する。30分500円から利用できる客室時間貸しプランのほか、ビジネス支援、多拠点居住・旅行など、長期利用にも対応したサービスを提供する。
下北線路街は、小田急線「東北沢駅」から「世田谷代田駅」の地下化に伴い誕生した下北沢地区の線路跡地。全長約1.7キロの街に飲食店や商業施設、大学キャンパスなどさまざまな施設がオープンしている。
MUSTARD HOTEL SHIMOKITAZAWAは、小田急線、京王井の頭線「下北沢駅」から徒歩6分、小田急線「東北沢駅」から徒歩2分の場所に誕生。客室は全60室、収容人数は120人。
ワンコインから使える客室時間貸しプラン「MUSTARD HOTEL DAYTIME PLAN」は、8月27日に専用サイトで予約受付を開始した。利用時には、プロジェクターやPC、音響機器などの備品レンタルにも対応する。
パーティーや映画鑑賞、休憩、昼寝、会議や集中作業のワークスペース、テレワークやオンライン配信、パーソナルサロンなど、さまざまな利用を想定している。
小規模単位で事業を展開するパーソナルビジネス向けに、会員サービス「MUSTARD HOTEL CULTURE CLUB」も提供する。利用料を得ない代わりに、フリーランスや小規模事業者がホテルを活用して得た売り上げを、双方でシェア。定期的な客室提供や会員間の情報提供、送客を行い支援することも計画しているという。
関連記事
- トイレの個室に「使用時間」を表示 で、どうなったのか?
首都圏のオフィスで、ある「実証実験」が行われた。トイレの個室に「他の個室の使用状況」と「滞在時間」を表示したところ、どういった効果があったのだろうか。システム開発を手掛けているバカン社の河野社長に話を聞いたところ……。 - 「男女混合フロア」のあるカプセルホテルが、稼働率90%の理由
渋谷駅から徒歩5分ほどのところに、ちょっと変わったカプセルホテルが誕生した。その名は「The Millennials Shibuya」。カプセルホテルといえば安全性などを理由に、男女別フロアを設けるところが多いが、ここは違う。あえて「男女混合フロア」を取り入れているのだ。その狙いは……。 - バブルの名残 温泉街の「大型施設」が廃墟化 鬼怒川と草津の違いと「大江戸温泉物語」の戦略
コロナ禍がもたらす温泉街への影響は甚大だが、「温泉の魅力」として考えさせられるのが“街づくり”という点だ。筆者は「施設そのもので集客できる強い宿は例外的で、温泉地の魅力自体が集客を左右する」と指摘する。 - 売上5倍! 経営難に陥っていたキャンプ場を、どうやって再生させたのか
キャンプ場が盛り上がっている。現在は「第二次ブーム」でたくさんのお客が詰めかけているが、その一方で経営が苦しいところも少なくない。そんな中で、赤字に陥っていたキャンプ場を再生した会社がある。どうやって再生させたのか、会社の専務取締役に話を聞いたところ……。 - これまでになかった「箱型の授乳室」が、じわじわ増えている秘密
ショッピングセンターなどで、木製の箱を目にすることはないだろうか。高さは2メートル、幅は1メートル80センチもあって、壁面には哺乳瓶のイラストが描かれている。これは箱型の授乳室で、2〜3年ほど前からじわじわ増えているのだ。その背景に何があるのかというと……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.