調査リポート
コロナ禍の平均睡眠時間は6.5時間 「睡眠の質」が下がり、眠りが浅くなったと3割が回答(2/3 ページ)
ニチバン(東京都文京区)は2021年8月、20〜60代の男女500人を対象に「コロナ禍の睡眠不調について」の調査を実施した。その結果、感染拡大から1年半を経過した今、約3割が睡眠の質が下がり日常生活にも影響を及ぼしていることが分かった。
68.1%が原因に「ストレスや不安」
コロナ禍で睡眠の質に悩んでいるかの質問では、27.6%が悩んでいると回答した。特に20代では39.0%と、全体平均と比べ高い結果となった。
具体的な睡眠の悩みでは、「熟睡できない」56.5%、「夜寝付けない」51.4%、「日中に眠くなる」42.8%が上位に挙がった。
また、睡眠の悩みの原因として考えられることについて尋ねてみると、「ストレスや不安」が68.1%で最多となった。次いで「運動不足」52.2%、「生活リズムの乱れ」が48.6%となり、コロナ禍による生活の変化が睡眠の質に影響を及ぼしていることがうかがえた。
コロナ禍で身体の痛みが「増えた」と感じる人が29.6%おり、自粛生活により起こった身体の不調や痛みの「自粛痛」を感じていることが分かった。特に20代は46.0%と他の世代に比べ多く見られた。
自粛痛で最も多かったのが「肩の痛み」(62.8%)だった。次いで「腰」(59.5%)、「首」(57.4%)という結果となり、若年層においては、睡眠の質の悩みで4番目に多く見られた「スマートフォンの見すぎ」も影響している事がうかがえた。
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