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レジ袋の有料化から1年 「不便派」と「不便でない派」どちらが多い?(1/2 ページ)

マイボイスコムは、「使い捨てプラスチック製品」に関する調査を実施した。2020年7月に有料化されたレジ袋に対して、「不便派」と「不便でない派」に分かれた。それに伴い、環境問題に関し行動で変化したことや、「使い捨てプラスチック製品」の利用時に意識するようになったことなどを聞いた。

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 2020年7月のレジ袋有料化から1年以上が経過した。インターネットリサーチを手掛けるマイボイスコム(東京都千代田区)の「使い捨てプラスチック製品」に関する調査によると、レジ袋が有料なことに対し「不便派」が「不便でない派」を上回ったことが分かった。


「使い捨てプラスチック製品」に関する調査を実施した(画像はイメージ)

 レジ袋有料化に対し、「不便に感じる」(20.1%)、「やや不便に感じる」(24.2%)と回答した「不便派」は44.3%だった。一方、「不便に感じない」(20.7%)、「あまり不便に感じない」(20.4%)と回答した「不便でない派」は41.1%。3.2ポイント不便派が上回ったものの、ほぼ同割合という結果になった。


レジ袋が有料化されたことで、不便に感じますか?(出所:リリース、以下同)

 レジ袋有料化前と比べて、環境問題に関して意識や行動で変化したことは何かを聞いた。最も多かったのは「エコバッグ・マイバックを持ち歩くようになった」(72.8%)、次いで「ゴミの分別やリサイクルへの関心が高まった」(22.8%)、「ゴミを減らすよう意識するようになった」(20.7%)と続いた。


レジ袋有料化前と比べて、環境問題に関して意識や行動で変化したことはありますか?

 次に、使い捨てのプラスチック製品や容器の利用を意識するか聞いた。「意識する」は17.9%、「まあ意識する」は42.4%で、女性や高年代層で意識する人の比率が高かった。

 一方、「意識しない」は6.3%、「あまり意識しない」は13.3%と若年層の比率が高い傾向で、男性10〜30代では各4割前後が「意識しない」と答えていた。


使い捨てのプラスチック製品や容器の利用について、意識する方ですか?
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