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JR東、新幹線オフィス車両を本格展開 東北・北陸・上越新幹線の全方面で実施追加料金は不要

JR東日本は11月22日から、Web会議や通話が可能な「新幹線オフィス車両」を、東北・北陸・上越新幹線の全方面の8号車にて運用すると発表した。

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 JR東日本は11月22日から、Web会議や通話が可能な「新幹線オフィス車両」を、東北・北陸・上越新幹線の全方面の8号車にて運用すると発表した。過去2回の実証実験でビジネス目的での利用に加え、旅行やワーケーション前後の移動時間の有効活用など多様なニーズを確認したことから、本格的な運用を決定した。

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1回目の実証実験の様子(出所:プレスリリース)

 対象は土休日、年末年始などの多客期を除いた、東北・北海道・北陸・上越新幹線(こまち号・つばさ号・つるぎ号を除く)全列車、全区間の8号車。利用列車の乗車券や特急券を持っていれば追加料金は不要で、席の予約は不可とした。また、一部列車の車内では、Wi-Fiルーターなどを有料で貸し出す予定としている。

 また新たな移動スタイルの提案として、平日の閑散時間帯に「タッチでGo!新幹線」 または「新幹線eチケット」にて新幹線オフィス車両を利用した人を対象に、抽選でJRE POINTを還元するキャンペーンを期間限定で実施する。さらに、新幹線による移動前後の時間帯を活用できるように、BECK’S COFFEE SHOPや共同オフィスSTATION BOOTHなどのサブスクリプションサービスの期間限定販売も予定している。

 同社は今後、新たなサービスを順次拡充し、時間と場所にとらわれない分散型の新たな暮らしの実現を推進していくという。

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新幹線オフィス車両実施により目指す姿(出所:プレスリリース)

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