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どこでもドアならぬ、どこでも窓「アトモフウィンドウ」が昨対比4倍で売れているワケ:未来のインタフェース(6/6 ページ)
コロナ禍で約4倍に販売数を伸ばしているという、世界とつながる窓「アトモフウィンドウ2」。独自に撮影した世界各国の映像動画を写すことができる窓は、どこでもドアならぬ、「どこでも窓」のよう。コロナ禍での需要増や事業戦略を聞いた。
コロナ禍で急成長「未来のインタフェース」を目指す
スマート家電としての機能も徐々に増えている。天気の表示、Googleカレンダーとの連携のほか、1日のスケジュールに沿ってアラーム通知や映像切替、音の調整などを事前に設定できる「デイリールーティーン」の機能も。オプションでLEDライト、カメラも装着可能。カメラはまだ開発中とのことだが、本体に取り付けると外出先でスマートフォンから部屋の様子を観察できる。子どもや高齢者、ペットの見守りなど幅広く活用できそうだ。
アトモフが目指すのは、家庭の新しいインタフェースとなる「未来の窓」。家族や友だちと等身大のビデオチャットをしたり、気になる場所を見つけてツアーを予約したり、広大なワイナリーのぶどう畑を眺めながらワインを注文したり、機能の充実を目指す。今後の展望を尋ねると、グローバル展開の本格化をあげた。
「現状の売り上げは国内が90%、海外が10%の割合です。今後は上場を通過点にして、世界展開を加速させたい。住環境へ投資する今の風潮は、当社にとって追い風。各国のユーチューバーとコラボレーションするなど海外でのPRに注力し、いずれは100万台を突破して、当たり前の製品の選択肢となるよう挑戦を続けていきます」
写真提供:アトモフ
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