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8億円のホテルをネットで「今すぐ購入」! 「NOT A HOTEL」の新規性に迫る年30日のシェア買いも(1/6 ページ)

「世界中にあなたの家を」をコンセプトに、4月に創業した「NOT A HOTEL」。同社では、数千万円から数億円の施設をD2Cでオンライン販売する大胆なビジネスモデルを採用している。1棟買いのほかに、年間30日だけ使えるシェア買いも用意し、一定層に反響を得ているという。同社の戦略を聞いたところ……。

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 「世界中にあなたの家を」をコンセプトに、2020年4月に創業した「NOT A HOTEL」。「ホテルではない」という意味の社名は、同社のビジネスモデルを表す。自社で保有するホテルの部屋を顧客に“貸す”のではなく、自社で建築するホテルを顧客に“直接売る”D2Cモデルだ。


栃木県那須の16万坪の高原に漂う「NOT A HOTEL NASU」。1棟買いの価格は、8億3760万

 数億円のホテルを1棟買い、あるいは年間30日単位のシェア買いで提供し、いずれもオンラインのみでの販売となる。ホテルを購入したオーナーは不動産としての資産を保有しながら、自分が暮らす場所として使用可能。自身が使用しない期間はホテルとして貸し出し、1日単位で収入を得ることもできる。

 手掛けるのは、実業家として07年からEコマースプラットフォームを長く展開してきた濱渦伸次(はまうず・しんじ)氏。億単位の商品をオンラインでD2C販売するという、ぶっ飛んだビジネスモデルだが、想像以上に多くの購入希望者がいるとか。「NOT A HOTEL」の新規性、現在までの反響を濱渦社長に聞いた。

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