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「3COINS」初の旗艦店に行ってみた 約2000アイテムと限定商品を「倉庫」みたいな店舗で売る理由:スイーツや生花も(1/2 ページ)
パルは11月12日、東京・原宿の東京本社1階に「3COINS 原宿本店」をオープンした。
パル(大阪市)は11月12日、東京・原宿の東京本社1階に「3COINS 原宿本店」をオープンした。全国に221舗を展開している3COINS初のフラッグシップストアと位置付ける。既存店と何が違うのだろうか。オープン前の店内を取材した。
3COINSは「あなたのちょっと幸せをお手伝い」をコンセプトに、300円の商品を中心とした雑貨を販売している。原宿本店では「もっと多くの人がいろいろな角度から、ちょっとした幸せを『体験』でき、『驚き』『楽しさ』を演出できる空間」を目指し、さまざまな限定アイテムやサービスを提供するとしている。
原宿本店の売り場面積は415.4平方メートル。内装は「倉庫」をイメージ。多くの物を取り扱う倉庫のように、同店でも豊富な商品量を取り扱うとしている。通常の店舗では木材などを使用した内装が多いが、同店では鉄骨などを活用し、それとは対照的な印象を受ける店舗となっている。入り口手前には店舗限定商品を配置し、奥には定番商品を並べた。
広報担当者によると、この内装はフラッグシップストアならではの取り組みだとして、今のところ他店舗への展開は予定していないという。また、原宿本店のオリジナル限定アイテムに加え、大型店として幅広い商品を取り扱うことも特徴の一つと話す。
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