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「俺たちのワークマン」再び “職人向け”の新業態「プロ」は何が違う?:一周回っちゃいました(2/3 ページ)
ワークマンは12月2日、職人向けの新業態「WORKMAN Pro」の1号店、板橋前野本通り店をオープンした。ここ数年、幅広い客層をターゲットにした店舗を展開してきた同社。“原点回帰”と位置付ける同店は何が違うのだろうか。オープン前の店舗を取材した。
同社初のスタイリッシュ作業服で若年層の取り込みも
スタイリッシュ作業服は、同社が展開する汎用作業服(G Nextシリーズ)とは異なり、デザインの流行があるため在庫コントロールが難しく「参入をためらっていた」(同社)という。しかし、若い職人の取り込みと、ライダーズジャケット用など一般客の需要も見込めるとして、他のプライベートブランド作業服の2倍以上となる年間120万着を販売する。
また、既存のワークマンなどに比べて取り扱う工具の数も増やした。価格の幅も広げ、さまざまなシーンで活用できる商品を展開している。担当者によると、ワークマンの中で“ダントツ”売れている商品は「軍手」。建設業などの作業員にとって、最も利用するアイテムであり、かつ消耗品でもある。担当者は「職人のコンビニエンスストア」でありたいと話し、オープン時も軍手を入り口前に並べ、セール品として展開するという。
その他に、業務用のエプロンやシューズなどを取りそろえる。「コックシューズ」や「ファイングリップシューズ」は、ワークマンが幅広い層に認知されるきっかけになった商品だ。妊娠中の女性が「履きやすくて滑りにくい」とSNSなどで発信したことから、一般客が買い求めるようになったという。
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