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総務が見直すべき「設備と制度」 コロナ禍でもコミュニケーションを生み出すオフィスはこう作る!:オフィスの教科書(2)(1/3 ページ)
ウィズコロナ時代のオフィスには、ソーシャル・ディスタンスを保ち、個人の作業に集中する空間としての機能と、チームや部署を越えたダイナミックなコミュニケーションを生む空間としての機能の双方が求められています。そうした未来志向のオフィスに必要な設備・スペースや、制度・文化づくりについて紹介します。
コロナ禍以前、多くのオフィスでは島型配置によるチーム同士のコミュニケーションが重視されていました。一方、ウィズコロナ時代には、ソーシャル・ディスタンスを保ち、個々の作業中は集中をしつつ、必要に応じてチームや部署を越えたダイナミックなコミュニケーションから新たなアイデアを創出できる場所が求められています。
そのような新たな働き方を実現する、未来志向のオフィスを作るには、どうしたらいいのでしょうか。今回の記事では、そうしたオフィスに必要な設備・スペースや、制度・文化づくりについて紹介します。
1.ウィズコロナのオフィスに求められる「設備・スペース」
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